【さがす】原田智【佐藤二朗】

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みなさん、こんにちは!

最近邦画にハマっている、筆者のてるみんです!

邦画でもサイコパスを見てるんですが、

サイコパスモノとしても

映像作品としても

とてもよかった映画

さがす

より

主人公の冴えないダメおやじ

原田智

について今回は紹介します!

結論から言いますと、彼を一言で表現するなら、、、

練習に忠実!冴えないおやじ型救済ロボット!!

です!

ぜひ最後までお付き合いお願いします!!

※本記事はネタバレを含みます!ご了承ください!!

このキャラクターのサイコパスチャートはこちら!!

残虐性
☆☆☆☆☆
残忍な性格の山内とは対象的に、56し方がエグいとかはないです。
カリスマ性(魅力)
☆☆☆☆☆
さえないオヤジであり、4にたい人を4なせてあげようとするも、そこにサイコパスとしてのカリスマ性は感じられない。
芸術性
☆☆☆☆☆
基本的に、絞◯するだけで、4をもって救済するのが目的なので、芸術性とかそういうものではない。
人心掌握
☆☆☆☆☆
基本的にナメられている。山内もそうだが、自◯希望者にも罵詈雑言を言われる始末。
人当たり
★★★☆☆
自◯希望者にはナメられるが、持ち前の優しさで、最後には心を開かせる。しかしサイコパスの演技的なものではないので★3止まり。

あらすじ

中学生の少女、楓は、大阪で日雇い労働者の父、智と二人暮らし。

そんな父が「報酬金が出る指名手配犯をみつけた」と言った後、姿を消した、、、

楓は父の行方を探し始めるも、父の職場に向かうと、父の名義で働く全く知らない男が。

楓はその男を一人で追うと驚愕の真実が判明する、、、

原田智について

はらだ さとる

娘の楓(かえで)と二人暮らし。

仕事は日雇いの仕事で稼いでいる。

しかし、スーパーで万引きしてしまうほど生活に困窮しており、

娘を保護者として、スーパーに向かわせるほどの

冴えない中年オヤジ

である。

楓に、「指名手配犯を見つけた」と言い残し

姿を消す。

警察からも

命があると思えない

と言われていたが、

智はそれどころではない

とんでもない事件に巻き込まれていた。

智の過去 〜冴えない親父の作りかた〜

智が姿を消す、13ヶ月前の話。

智には、

公子

という奥さんがいた。

しかし、公子は体が思うように動かせなくなる、病気に蝕まれており、

智は懸命に介護するも

「4にたい」

と口に溢すようになる。

公子が病院でリハビリをするも、その姿に耐えられず泣いてしまう智。

その姿に心配して声をかけたのが、病院で働く、

山内照巳

という人物で、

「話聞きましょうか?」

と聞かれるも

智

大丈夫です。

と突き放す。

しかし後日、智は家に変えると、

自力で首を吊ろうとして、失敗している公子の姿が。

すぐに介助する智でしたが、

その夜、智は公子のスマホで公子のSNSを覗いてしまう。

そこで、公子が4にたがっている本心を知り、智は

自らの手で楽にしてあげようとします。

しかし、愛する人をその手にかけ切ることが出来ず、

智は自分のしたことを悔み、パニックに陥ります。

筆者てるみん
筆者てるみん

智は、その昔

いたって普通のお父さんでした。

しかし病魔に苦しむ妻を、

自らの手で4なせてあげれないと知ると

最悪の方法を取ることになります。

正真正銘のサイコパス、山内照巳

後日、耐えきれなくなった智は、ついに山内に相談します。

そこで山内は衝撃の提案をします。

「僕が奥さんを56してあげますよ」

と。

面を食らう智でしたが、山内の説得により、

山内にお願いをする智。

後日、かつて夫婦で切り盛りしていた

卓球教室にて公子を◯害することに。

智は最後まで悩み、

自分じゃ公子を救えないことを悔やみ、

公子との最後にその身を離せないでいます。

見かねた山内は

「原田さん、そろそろ」

というと、智は身を引きます。

山内は

「見ていきますか?」

というと、

智

いえ、、、

といい、部屋を出ていきます。

山内は、智に対し、

”4にたくても4ねない人がいる。その人達を救う意味で56している。”

と説明していましたが、いざ、公子と二人きりになると、、、

悪意のある笑みを浮かべます

ニヤニヤと自分を見てくる山内に、公子は恐怖で涙を浮かべますが、

体は思うように動きません。

そうして公子は山内に56されてしまいました。

その後、

「終わりました」

という山内の言葉を聞き、智は公子の下に向かい

公子の変わり果てた姿を見るのでした。

筆者てるみん
筆者てるみん

山内に対しての補足ですが、

彼は動いてる女性には興奮できない

すなわち、

4んだ女性に興奮する

といった

異常性癖

があります。

しかも、56した相手を見て、

自慰行為

を毎回しており、

公子◯害後も、すぐに

トイレを借りています。

彼の過去は何もわかりませんが、

わかる事が一つあります。

とんでもなく胸糞悪い野郎

ということです。

悪魔のささやき

公子を◯害したのち、山内は急に智に対して

20万円を要求

してきます。

「あたりまえでしょう?明らかな有料コンテンツでしょ。」

と。

しかしすぐに払えない智に、山内は

免許証を預かることに。

後日、山内に20万円払うと、山内は智に

「一緒にやりませんか?」

と誘います。

最初はアホらしいと一蹴するも、

山内は

「56すんじゃなくて、救うんです。原田さんの奥さんみたいに」

というと、智は

智

公子は関係ないだろ。

というも

山内は

「奥さん、最後は笑ってましたよ」

真っ赤な嘘を付きます。

山内は智が公子の4に際を見ていないことを良い事に、

公子の4を利用したのです。

山内はそう言って、続けて

「これは人56しではなく、人助けです」

というと更に、渡された20万を返し、

「タダでとは言いません、奥さん卓球やりたがってましたよね?(卓球教室)再開させましょうよ?」

と唆します。

これが決定打になり、なんと智は

山内を手伝うことになります。

筆者てるみん
筆者てるみん

ここでの注目点は何と言っても

公子の4を利用し嘘を付く山内のヤバさ

です。

私は山内に魅力は感じませんが、

サイコパスとして一級品

だと私は思います。

ではなぜ、山内じゃなくて智を記事にしたのか?

それはこの後紹介する、智の行動に

ただならぬ狂気

感じたからです。

心が壊れてしまった怪物

その後、智は、

自◯希望者との連絡係

になり、

実際の始末は山内が担当になりました

そうして何件か仕事を進める二人だったが、

ある日、山内が住んでいた自宅から遺体が見つかってしまい、

指名手配される山内。

そのニュースを見た智もやばいと思うが、

同時に、

山内を裏切ることを決意します。

警察に追われ、住処に困る山内に、

例の卓球場を貸して、

渡していた智の身分証明書を使って、

原田智 名義

で仕事をさせて匿うことに。

その後、智は新しいターゲットを見つけ、

山内と共謀し、離島に向かうことに。

その離島で山内がターゲットを◯害した後、

表を見張っていた智は、山内に

智

誰か来た。

と言い、

包丁を渡します。

そして山内に包丁を持たせた後、智は隙を見て、

後ろからハンマーで殴打します。

その顔に表情は一切なく、

まるで

ロボットのように

何回も

何回も

何回も

何回も

山内を殴りつけ

◯害するのでした。

その後、智は山内が持っていた包丁を回収し、

自らの腹部を刺します。

そう、智は、

山内に襲われたため、正当防衛で山内を攻撃したという

隠蔽

をしたのでした。

筆者てるみん
筆者てるみん

ここでの注目点は、

智が無感情で山内を56し、

ロボットのように自分の腹部を包丁で刺す

といった、

智の異常性

だと思います。

智は、自分は要領が悪い人間だと認識しており、

何度も練習をする癖があります。

智はきっと、練習通りに山内を殴り

練習通りに包丁を腹部に刺したのでしょう。

しかし、そんな凶行を

”練習通り”に出来てしまうのが

智のヤバさだと私は思ってます。

執行人 原田智

そうして智は110番に連絡し、隠蔽は成功したかと思われましたが、

ここでイレギュラーが発生します。

先ほど山内が始末した女性が生きていたのだ。

智に

「56して、、、」

と訴えながら近づいてくる女性。

智も

智

違うねん、違うねん

と言いつつ逃げるも、

間近に迫ってきた女性の顔に、

亡き妻の公子

を重ねてしまい、

智は気がついたら女性の首を締めており

女性を56してしまいました。

筆者てるみん
筆者てるみん

”これは救済のため”と嘘をつき、

自分の快楽のために56していた山内

に対し、皮肉にも

”これは救済のため”を信じ、

相手のために56した智

結果、同じ罪を重ねる二人でしたが、

動機があまりにも違い、対称的だと私は感じました。

家族に手を下すということ

その後、智は警察に保護され、入院。

また事情聴取されるも、深く疑われる事はなく退院。

娘とも再開し、山内の懸賞金をもらい、卓球教室を再開するに至りました。

しかし、卓球教室のレジを直していると、レジの中から、

自◯希望者と連絡していたアカウントのメモが見つかります。

智は、アカウントにログインしてしまい、

DMが来ていた相手と連絡を取ってしまいます。

しかし、その相手は、なんと

娘の楓でした。

楓は、父のことを疑っていたのです。

楓は身分を偽り、父を誘い出し、

父が集合場所にいることを確認すると

疑惑が確信に至ります。

その後、帰ってきた父と楓は卓球をします。

永遠に続くとか錯覚するラリー、楓が

「何買いに行ってたん?」

と聞くと

智

忘れた。

といい、

「忘れたらアカンで、私も、、、お母さんのことも」

と言われ、沈黙する智。

そしてパトカーのサイレンの音が響き、

「お迎えがきたで」

という楓に

智

なんでやねん。

と返すも、

「さよならや」

と言う楓。

しばらくの沈黙の後、

智

あのメールの相手、お前か?

と聞かれ

「そや」

と返され

思わず球を落としてしまう智。

そして楓は、

「お父ちゃんが何者か知ってる」

「何したんかも分かってる」

「やっとつけた」

と泣きながらに言います。

再度パトカーのサイレンが響き渡り、

二人は泣きながらラリーを続けるのでした。

筆者てるみん
筆者てるみん

私は楓の

やっとつけた

から

タイトルの

さがす

が父を物理的に見つけるだけじゃなく

父の正体

という意味も含まれていると感じました。

そして、智の事を通報したのも、きっと楓でしょう。

楓は父の正体を知り、また離れ離れになることが分かっていても

父に罪を償って欲しくて、手を下したのだと思います。

大好きな父だから。

その姿は奇しくも、

大好きな奥さんを56す判断を下した智

と重なって見えました。

最後に

いかがでしたでしょうか?

奥さんを亡くしたことで、心をも失い、

無感情でロボットのように

人を56した原田智

私の拙い文章では、伝わらないかもしれませんが、

公子を手に掛けた時の智といい

山内を手に掛けた時の智といい

智役を演じた

佐藤二朗さん

の感情の演技が衝撃的で、まさに

圧巻の一言です。

ぜひ、みなさんも映画を見て下さい!!

ではでは!

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