【名探偵コナン沈黙の1/4】山尾渓介【数え役満の犯罪王】

残虐性 ★★★★☆	加虐性で言えば、コナンを追い詰めるシーンから十分感じられる。 また、村民を犠牲にしてでも、宝石を回収しようとする思想は残虐極まりない。 が、他のサイコパスみたいに残虐に５６すことがメインではないので★４
カリスマ性(魅力) ☆☆☆☆☆	皆無。やってることがやばいが悪としての思想があるのではなく、 自分の「私利私欲」のみ。犯罪の規模がでかすぎる小悪党といったところ。
芸術性 ☆☆☆☆☆	そんなものはありません。
人心掌握☆☆☆☆☆	全く慕われておらず、同級生から嫌われている始末。
人当たり★☆☆☆☆	犯罪がなかったら”ただの一般人”という感想。 相棒の氷室のほうが性格に難アリだったので、★１です。

あらすじ

８年前、北ノ沢村で立原冬馬が何者かに追われ、崖から転落してしまうところから話は始まる、、、

時は戻り現代。

東京では東京都知事が新鉄道、開通記念式目に参加。

新鉄道にも乗車していたが、爆破テロに見舞われる。

コナンのおかげでテロは起きるも、都知事は無傷に終わる。

コナンは政治を憎むものの犯行と見せかけた、

別の件で都知事を憎むものの犯行

だと睨み、都知事が過去に行った、ダム建設の現場、

「北ノ沢村」に向かうことに。

山尾渓介について

山尾渓介は本作の犯人です。

歳は３４歳、舞台の北ノ沢村出身で、現在は東京に住んでいる。

過去に轢き逃げをしたことがあり、８年間服役した過去がある。

しかもその相手が同級生の妹ということもあり、

村の人々からの印象も良くない。

そんな山尾渓介だが、北ノ沢村の記念式典に参加するため、

北ノ沢村に戻ることになる。

山尾渓介が記念式典に参加した真意とは、、、

「よし、爆弾のテストのために、鉄道の爆破すっか！！」

山尾渓介、実は物語の序盤からアクセル全開です。

というのも、映画の始まりは、

東京都知事を狙った爆破テロから始まったのですが、

何を隠そう、その犯人が

山尾渓介

なのです。

東京の新しい交通網である、新鉄道の開通イベントを狙い、

都知事の政治をよく思わない政治犯を装い、

爆破テロを予告し、実際に爆破しました。

しかし本当の動機は、

爆弾の性能をテスト

するためであり、そのために

何の関係もない人々を巻き添えにすること

も厭わない、

とんでもサイコ野郎

でした。

告白　〜山尾が犯人です〜

物語の舞台である、北ノ沢村にやってきたコナン一同。

宿泊先のロッジに向かうとそこには、

雪の中、立ち往生したコナンたちを助けた、武藤岳彦

腹を下した元太を見てくれた女医の立原冬美

初めて見る女性、遠野みずき

そしてコナンが役場で見かけた、氷室尚吾と

山尾渓介がいた。

コナンが５人に対して何の集まりかと訪ねたら

全員、同い年の同級生とのこと。

８年ぶりに集まったことを告げられ、

コナンは、

「どうして８年も集まらなかったの？」

と聞くと、氷室尚吾から衝撃の一言が。

「この山尾が、飲酒運転で轢き逃げをして、８年間服役していたから集まれなかった。」

「しかも、轢いた相手が、遠野の妹だった。」

とのこと。

漂う気まずい雰囲気、、、

コナンはズケズケと

「自首したの？」

と聞くと、山尾はこう言います。

思っても今言うか？普通。

目の前に被害者の姉がいるのに、配慮が欠けすぎている山尾。

もはや反省しているのかも疑わしい。

これには、思いやり✖のバッドステータスを贈呈です。

氷室のダイイングメッセージ

翌日、コナンたちは、凍った湖のあたりを探索していると、

氷室の４体を発見

４体に外傷はなく、氷室は小さい頃から心臓が弱かったとの証言から、

事件ではなく事故だと断定されそうになるが、

コナンは事件だと看破。

その後、コナンは犯人の手がかりを掴むべく、

氷室が宿泊していた部屋に忍び込むと、

とあるメモを発見する。

内容は、

東京で宝石強盗事件があり、

宝石店の店主が刃物で殺害された。

犯人は時価１０億円相当の宝石を奪って逃走。

とのこと。

しかも奇妙なことに、

山尾が轢き逃げした前日に起きた事件であること。

コナンはこの２つの事件から山尾を疑うようになります。

芸術は、、、爆発だっ！！

一方、元太たちは、犯人と思われる人物に、猟銃で狙われる大ピンチ。

追いかけ回され、コナンにスマホで助けを求めるも何故か電波が通じない。

それもそのはず。

北ノ沢村では、携帯の基地局が爆破されていました。

もちろん犯人は山尾渓介です＾＾

山尾はこのために東京で爆破テロを敢行していました。

やっぱり小悪党セリフが似合う山尾

探偵バッジで連絡をとれたコナンは、すぐに元太たちを助けに行くも、

追い詰められ、次第にダムの方に向かっていく。

コナンは、山尾が

ダムを爆破しようとしている

と推理し、元太たちと別行動をする。

そしてダムの管制室にいき、外部に連絡を取ろうとするも、

背後に忍び寄る山尾に気づかずスタンガンをくらってしまう。

なんとか必死に逃げるコナンを、意気揚々と追う山尾

まるで狩りを楽しんでいるようにも見えます。

そしてコナンを追い詰め、頭に猟銃を突きつけ、こう言います。

うーん、この小悪党！

やってることのスケールはとんでもなくでかい犯罪なのに、

言ってることは、とんでもなく小さい小悪党なんですよね。

ダムの水ぜんぶ抜く！　〜かくされた宝石をもとめて〜

そして山尾は、猟銃の引き金を引こうとするも、

その瞬間、別の銃声が。

山尾は肩を撃ち抜かれ、

反対側には、猟銃を持った遠野みずきの姿があった。

そう。実は、元太たちを追っていたのは山尾ではなく、遠野みずきだったのでした。

遠野みずきが元太たちを追っていた理由は、

元太たちと一緒に行動していた立原冬馬が記憶喪失になっていたのですが、

記憶を取り戻そうとしていたのが理由。

遠野みずきは冬馬が失った記憶の中に、

実は妹を転落させたのが、

遠野みずき本人であり、

それを見られた遠野みずきは冬馬を追って、

冬馬を崖から転落させてしまったのでした。

みずきはそれを思い出させないために、猟銃で付け回していたのですが、

コナンは一発で山尾の肩を撃ち抜いた腕前から、

冬馬たちを狙った狙撃は本気ではなかったと断言します。

また、山尾はダムを爆破しようするのですが、

その動機はコナンの推理によって解かれます。

コナンは、

宝石強盗に及んだ山尾は、地元の北ノ沢村に向かう途中、

遠野みずきの妹を轢き逃げしてしまう。

山尾は急いで祖母の家に宝石を隠し、

自首して服役するも、

まさかの服役中に、実家はダムの下に沈んでしまう。

諦めきれなかった山尾は、氷室と結託して、

ダムを爆破し水を抜き、宝石を回収しようとしていたのだ。

例えダムの爆破で、今の北ノ沢村が洪水に飲み込まれようとも。

テレ東さんもビックリ、「ダムの水ぜんぶ抜く」をやろうとしました。

本家、池の水ぜんぶ抜くでは、池の浄化とか生態系の調査をしていましたが、、、

山尾はダムの水抜いて、北ノ沢村の生態系の浄化をしようとしましたね＾＾

そんな山尾の行動は虚しく、遠野みずきに阻まれてしまい、

遠野ともつれ合いになっている最中、コナンの麻酔針によって眠らされてしまい、

失敗に終わるのでした。

しかし、ダムに仕掛けた爆弾は爆発してしまい、

ダムは決壊

北ノ沢村が洪水に飲み込まれるピンチに。

コナンは洪水を止めるべく、驚きの行動に出ます、、、

この話の結末は、是非、本作を見てみて下さい！！

犯罪王、山尾渓介の悪行リスト

①８年前、宝石強盗で殺害事件を起こし

②宝石１０億円相当を強奪

③そして生まれ故郷の北ノ沢村に帰る途中で、遠野なつきさんを轢き逃げ

④しかも飲酒運転。

⑤しかも免停中。

⑥スピード違反も追加で。

⑦その事件のショックで祖母が息を引き取る

⑧現在に戻り、邪魔者だった氷川尚吾を◯害する。

⑨氷室５６しを武藤に疑惑を向けさせる

⑩東京で鉄道の爆破テロを敢行。

⑪そして北ノ沢村の基地局を爆破。

⑫ダムにてコナンにスタンガンをくらわせる。

⑬猟銃でコナンにとどめを刺そうとする

⑭そしてダムを爆破。北ノ沢村を水没させようとする、、、