みなさん、こんにちは!
今回は、大人気漫画、
鋼の錬金術師
より、
紅蓮の錬金術師
こと
ゾルフ・J・キンブリー
を紹介します!
彼を一言で表すなら、、、
爆発と仕事が大好き!国家権力で人を56しまくる芸術志向のサイコパス!
です!
ぜひ最後までお付き合い下さい!!
※本記事はネタバレを含みます!ご了承下さい!
・このキャラのサイコパスチャートはこちら!
残虐性 ★★★★★ | 戦争とはいえ、心理的なダメージ無しに大量の人を56し、 それすらも楽しんでいる始末。 |
カリスマ性(魅力) ★★★☆☆ | 確固たる思想も持っており、品もあるのだが、 少し小物臭が拭いきれない時もある。 サイコパスとしての魅力は★3 |
芸術性 ★★★★★ | 56しの中に爆発で相手をやるという美学をもっており、 その際に、威力だったり、悲鳴だったり、破壊力だったり、 彼なりのこだわりがある。 |
人心掌握 ★☆☆☆☆ | 階級も高く、部下も多いのだが、 部下を遠慮なく使い潰しており、部下たちからも、 キンブリーと仕事をすると命がないと思われており、 脱走兵が多数でている。 よって★1。 |
人当たり ★★★★☆ | 思想や中身はゲス野郎ですが、何も事情を知らない、ウィンリィからは 「紳士的な人」と言われており、 部下にも丁寧語で話しているので、人当たりは悪くない。 |
ゾルフ・J・キンブリーについて
出生は不明。
名を挙げたイシュヴァール殲滅戦では、すでに軍属しており、
階級は「少佐」
国家錬金術師であり、爆発の錬成を多用していたことから、異名が
紅蓮の錬金術師
端正な顔立ちをしており、黒髪挑発で、髪を後ろで結んでいる。
人と話す時は基本、丁寧語で、笑顔も絶やさず、紳士的である。
しかしその中身は、、、
爆弾狂のキンブリー
キンブリーの初出は、
刑務所で厳重に収監されている姿です。
隣の研究施設跡地で主人公のエド達が戦って生じる
爆音
を聞き、キンブリーは
ああ、いい音だ。身体の底に響く実にいい音だ。
と喜び、鼻歌を歌います。それを監守に咎められ、
イシュヴァール殲滅戦を思い出して、ちょっと嬉しくなりましてね。
と言います。
その姿を見た監守たちは、キンブリーのことを
爆弾狂のキンブリー
と呼び、気味悪がります。
イシュヴァール殲滅戦
話は過去に戻り、軍は国に反抗的な態度をとる
イシュヴァール人
を民族ごと処分する
イシュヴァール殲滅戦
を行います。
その時に名を挙げた錬金術師の一人に
キンブリー
であり、
彼は、軍属だったイシュヴァール人を犠牲に作られた
賢者の石
を渡されており、得意の爆発の錬金術で
数多くのイシュヴァール人を56します。
戦争の最中、
この戦争に意義を見いだせず、
「なんでこんなことをしないといけないのか?」
と愚痴をこぼす軍人に対し、こう言います。
兵士として与えられた任務だから
そして、浮かない顔の女性兵士に対して
あなた、嫌々やってる顔をしてますね
といい、女性兵士も
「56しなんか、楽しくありませんから」
というと、キンブリーはこう言い放ちます。
相手を倒したときも、よし!当たった!という
達成感を感じる瞬間が少しでもないと言い切れますか?
うーん、これは論破厨!w
この「少しでも」というあたりに、キンブリーのねちっこさが垣間見えますよね笑
そして、まだ腑に落ちてなさげな兵士たちにこう語りかけます。
私からすればあなた方のほうが理解できない。
戦場という特殊な場に正当性を求めるほうがおかしい。
軍服を着た時点で覚悟があったのでは?自ら進んだ道で被害者ぶるのか?
4から目を背けるな。あなたが56す人々を正面から見ろ。
奴らもあなたのことを忘れない。
キンブリーは
仕事なのだから割り切れと、
覚悟を持って奴らと向き合え
と言います。
正論は得てして鬱陶しかったりしますが、
この点はキンブリーが正しいのではないかと私は思います。
芸術は、、、爆発だ!!
軍人としての矜持を部下たちに示したキンブリー。
私はキンブリーのことを少し見直しました。
そうしてキンブリーは戦いの中に身を投じるのですが、キンブリーは自分の爆発にこう言います。
ああいい音だ。身体の底に響くいい音だ。
脊髄が哀しく踊り、鼓膜が歓喜に震える
そして死と隣り合わせのこの地で感じることができる喜び、、、
なんと充実した仕事か!!
ポエマーかお前は。
部下に割り切れといったものの当の本人は
全力で56しを楽しんでました。
ポエマーキンブリー
まだキンブリーの語録は終わりません。
キンブリーは自分の爆発に満足いかないと
いまいち美しくない、、、
仕事なのですから美しく!完璧に!!
大絶叫を伴い、無慈悲に圧倒的に!!
と言い、満足のいく仕事ができた時は
いい音だ!!!!
素晴らしい!素晴らしい!!賢者の石!!
と大喜び。
よくもまぁこんなにポエムが生み出せますよね。
キンブリーの人間哲学
そして現代に戻り、キンブリーは人造人間の手助けで、刑務所を出所。
さっそく、軍人として仕事をすることになります。
簡単に言うとキンブリーは主人公たちの敵です。
そして、主人公のエドと対した時に、
軍がやっていることを説明された上で、こう言います。
世界の変わる様を見てみたい
覚悟と覚悟、命と命、信念と信念のぶつかり合い
人間と人造人間のどちらが勝つのかを見てみたい
何が正しくて、何が強いのか、何が生き残るのか、世界が何を選ぶのか
お待たせしました。ポエム第3弾です。
やっぱり自分の意見を主張する時は、ポエムに乗せないと気がすまないみたいですね。
しかし、今回のセリフからキンブリーの思想について垣間見ることが出来ます。
いうなればキンブリーは、
運命
や
神
といったものを信じるタイプの人間であることがわかります。
キンブリーの最後
そんなキンブリーも最後の時を迎えます。
エドの弟のアルフォンスと、自分の元部下のキメラ相手に
人造人間のプライドと一緒に戦っているとき、
キメラに奇襲をくらい喉元を噛まれてしまいます。
結果、キンブリーが戦闘不能となり、プライドは
アルフォンス達を取り逃してしまうのですが、
プライドは瀕死のキンブリーを見て
「君、世界が何を選ぶのか見てみたいと常々言ってましたね?」
「それなのにこんな所で滅ぶなんて、さぞや屈辱でしょう?」
「でも心配しないで」
「君は私の中で生き続けられるのだから」
と
プライドに捕食されてしまいます。
最後と言ったな、、、あれは嘘だ。
プライドはアルフォンス達を追った先で
エド達と最後の戦いに臨むのですが、生身の身体が限界であること悟り、
同じ生身である、エドの身体を乗っ取ろうとします。
しかしその時とある人物が邪魔をします。
いただけません、、、実にいただけませんねぇ人造人間プライド
そう。プライドに取り込まれた筈のキンブリーが、
プライドの内側から邪魔に入ったのです。
プライドはまさかの邪魔に、
「魂の暴風雨の中で自我を保っていられるわけがない!」
と言います。
ここで少し補足しますと。
人造人間というのは、賢者の石から出来ています。
という事は、大量の人間が犠牲に使われており、
その内側では、大量の人間の叫びがこだましています。
その中に取り込まれたキンブリーも自我を失うはずだったのですが、
キンブリーはこう言います。
怨嗟の声など私にとって子守唄に等しい!!
とんでもない精神力。サイコパスでよかったね^^
そしてプライドに
「なぜ邪魔するのか」
と問われると、こう返します。
人造人間の矜持だなんだとのたまっておきながら、
自身に危機が訪れたとたん、下等生物と見下す人間の入れ物に逃げ込もうとする、、、
貴方、美しくない
まさかの人種平等パンチ。
そしてプライドは自分に隙ができた事に、その隙をつかれ、エドに56されると思ったら、
56す?貴方はエドワード・エルリックをわかっていない!
と
謎にエドに対する理解を示します。
あと、急に味方として良いムーブするやん、キンブリー。
キンブリーの読み通り、エドはプライドを56さず、
プライドの内側に入り込むことに成功しました。
プライドの中に入ったエドは、魂の怨嗟の渦の中、
帽子を外し、エドに別れの挨拶をするキンブリー
を見かけて、彼は消えていきました。
ここは超クールなんですよね
最後に
どうでしたでしょうか?
爆弾狂のキンブリー
紅蓮の錬金術師
と多くの異名を持つ彼ですが、
彼は自分の信念に従って、命を全うしました。
軸がブレなかったのは個人的にはとても好きな部分です。
でも私が一番好きなのは、
とてもポエニストな部分
でした。
なので私は彼に
ポエム(語録)の錬金術師
の称号をあげたいと思います。
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