【映画キャラクター】戦慄のシリアルキラー両角【Fukase】

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みなさん、こんにちは!

今回も魅力的なサイコパスを紹介していきます!

今回紹介するのは、

映画「キャラクター」(2021年)より

SEKAI NO OWARI の Fukaseさんが演じる

連続殺人鬼 両角

です!

結論から言いますと、

4人家族に固執する、シナリオは絶対マンな芸術家思考のサイコパス

です!結構ベタなサイコパスですかね笑

ぜひ、最後までお付き合いください^^

※本記事は作品のネタバレを含みます!ご了承ください!!

あらすじ

漫画家として売れたい主人公 山城(菅田将暉)は、偶然にも凄惨な殺人現場に遭遇してしまう。

事件に衝撃を受けてしまうも、そこから得られた犯人 両角(Fukase)をモデルにした

殺人鬼”ダガー”が登場する漫画34を書くと空前のヒットを迎える。

念願だった売れっ子漫画家の仲間入りをするも、オリジナルで書いてるはずの作品のストーリーを模倣した殺人事件が実際に起こってしまい…

連続殺人鬼 両角の犯行

両角は基本的に、主人公の山城圭吾が連載してる漫画「34」のシナリオ通りに殺人を起こしています。

ただ、劇中1回目の殺人だけは、両角本人が犯行におよび、シナリオはありません。

ただ一貫して言えるのは、4人家族「限定」の集団殺人を単独で犯しています。

1回目の殺人「船越一家」の殺人では、一家4人を料理が用意された、一家団欒を象徴する食卓の椅子に縛り上げ、喉元を切り、殺害。

2回目の殺人「原一家」の殺人では、山中をドライブする原一家を刺殺した上で、車を崖下に横転させて、殺害。

3回目の殺人「杉村一家」の殺人では、キャンプを楽しむ一家に対して、テント内で川の字にして殺害。

4回目の殺人では、家でテレビゲームを楽しむ一家を縛り上げ、包丁で殺害。

ここまでで少なくとも計16人は殺害しており、まだまだ劇中では語られなかった余罪があるかもしれない、、、

プロフェッショナル 〜殺しの流儀〜

両角は絶対に、幸せそうな4人一家しか殺人しない。

これには例外がなく、主人公が両角を追い込むべく、両親と妹、自分を含めた、

山城一家を殺害させるシナリオを書くも、

「先生は、嘘をついている。だって先生の家族は幸せじゃないじゃないか」

といわれ、作戦は失敗に終わるかと思いきや。

「だから僕は、本当の先生の家族を狙うことにした」

と言い残し、

山城、嫁の夏美、そして奥さんのお腹の中にいる双子をターゲットにする。

また4人一家連続殺人の真相に迫った刑事、清田(小栗旬)に対しても、自ら手を下さず、

手下である辺見敦に殺害させる。

この、

”幸せそうな” ”4人家族”

というルールに絶対なのは、殺人を通して一種の芸術を見出してると感じさせる。

両角という人間の追及

また両角は、山城に対して、自分は「34」のアドバイザー、

「34」は先生と僕の”共作”と言っている。

そして両角は34のシナリオ通りに殺害し、自身の部屋には、漫画34のスクラップと、自身が撮影した、殺人現場の写真をおびただしいほど貼り付けている。

たびたびサイコパスには、被害者の一部を収集する癖(髪の毛や爪、指など)があるものもいるが、両角にはこれがない。

まさしく、部屋中に貼られた、スクラップと殺人現場写真が、両角の戦利品なのだろう。

では、なぜ両角は4人一家に執着するのか。

それは劇中では明言されていないが、ヒントとして

九條村という4人一家が幸せの単位と教えてたコミュニティの出身であることがあり、

そこで虐待を受けていたから、4人家族を執着してるのではと考えられる。

また両角という名前も、人から戸籍をもらったものであり、本名もないことから、戸籍がないものと考えられる。

宗教コミュニティが産んだモンスター、それが連続殺人鬼 両角なのである。

終わりに

両角は一定のルールに基づいて殺人を起こすいわゆるタイプのサイコパスである。

そんな彼が魅力的に見えたのは、とても俳優はじめましての演技と思えない、Fukaseさんの怪演にあると思います。

4回目の殺人で、実際に犯行に及んでいるシーンが見れるのだが、

当たり前に罪の意識は1ミリもなく、たんたんと殺人という重労働に息を荒げるFukaseさんが見れる。

その様はまるで、冷たい熱帯魚のでんでんさんと姿が重なって見えるほど。

ただ、女の子を殺害するときには「ごめんね」とは言っているので、少なからず良心はあるのかもしれない、、、

まぁ、僕の芸術作品の犠牲になってもらうけどね☆

やっぱ、クズ(サイコパス)やなぁ、、、

どうでしたでしょうか?映画「キャラクター」より連続殺人鬼 両角について紹介させて頂きました。

個人的には、作中一貫して善性を見せていた主人公の山城が最後、

無抵抗になった両角に対してトドメを刺そうとしているシーンも必見です。

あれは、家族を傷つけられた怒りなのか、それとも内に秘めた暗い感情なのか、、、

私には山城の表情から、怒りの感情より、笑いの感情を受け取ってしまいした。

まぁ、サイコパスと対峙する者も自ずとサイコパスになっていくのは、、、

サイコパス映画の世の常ですね☆

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!

では、また!!

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