みなさんこんにちは!
今回紹介するのは、アニメの金字塔、社会現象にもなった不動の名作、
魔法少女まどかマギカ
より
キュゥベエ
を紹介します!
サイコパスソムリエたる私が、めちゃくちゃ大事なキャラを忘れていました笑
このキャラクター、今までのサイコパスキャラとはちょっと違うんです。
また違った角度のサイコパス、、、
一言で言うなら、
可愛い顔してやることエグい、人知を超えたスーパー営業マン
です!
ぜひ最後までお付き合い下さい!!
※この記事はネタバレを含みます。ご注意下さい!!
・このキャラのサイコパスチャートはこちら!
残虐性☆☆☆☆☆
キュゥベェが直接手を下すことはない。また手を出せるような力もない。
カリスマ性(魅力)☆☆☆☆☆
サイコパスとして魅力が薄い。恐らく人知を超えた存在の彼らは感情がなく無機質であり、共感できないからだと思う。
芸術性☆☆☆☆☆
芸術とかの感性もない。求めているのは、あくまで合理的な進歩。
人心掌握★★★★★
感情がないくせに、人の気持ちを察する能力が高く、魔法少女にするためにケースバイケースで営業トークをかける。
人当たり★★★★★
可愛らしいマスコットのフォルムをしており、ターゲットの女子中学生にはウケが良い。感情がないし必要もないので角が立つことを言わない。大事なことも言わないけど。
あらすじ
見滝原市に住む女子中学生の鹿目まどかは、ある晩、知らない少女が怪物とボロボロになりながら戦う夢を見る。
まどかはその少女を救うべく、白いマスコットキャラのような見た目の生物と契約を交わし、「魔法少女」となって怪物と戦おうとする所で目が覚める。
「ただの夢か」と思い、学校に登校すると、先生から転校生のお知らせが、やってきた転校生は夢の中であった少女と同じであり、、、
キュゥベエについて
まずキュゥベエは、可愛らしい見た目をしています。
ただ表現を難しく、猫のような、うさぎのような、、、2つが合わさった見た目をしています。
喋ることも可能で、それどころかある程度離れていてもテレパシーで会話可能。
また魔法少女もしくは、それになりそうな女子中学生にしか見えません。
一人称は「ボク」なので恐らくオスだと思われる。
基本的には、魔法少女の近くにおり、助言などのサポートをしている。
可愛らしい見た目でごまかされているのが、よくよく考えたら謎の存在。
彼の正体、それは、、、
キュゥベエ、仕事の流儀〜出会い編〜
キュゥベエとまどかの出会いは、キュゥベエが魔法少女の「暁美ほむら」に追われている所から始まります。
ほむらの執拗な攻撃にキュゥベエは対抗する手段はなく、ただ逃げ惑うだけ。
ただ、近くにいたまどかにテレパシーで訴えかけます。
「助けて!!」
優しい性格のまどかは、どこの誰だかわからない声の主を探し回り、
声の先にはボロボロに傷ついた白い謎の生物が。
まどかはとっさに抱き上げて助けようとするが、そこにほむらが、、、
「そいつを渡して」
まどかは、ほむらがキュゥベエをボロボロにしたのをすぐ理解し、
「でも、この子が助けを求めていたの!」
と庇おうとします。
ほむらは、話しても無駄と言わんばかりに無理やりキュゥベエに止めを刺そうとした所、
別の魔法少女「巴マミ」の登場により引き下がることになり。
そして、キュゥベエは命を救われます。
まどか目線でいえば、こんな所でしょう。
「こんな可愛いマスコットを一方的にボコボコにして、あわよくば手に掛けようとするなんてヒドイよ!」
まどマギ視聴一周目の方もそう思う方は多いでしょう。
ただ、ネタバレになりますが最初に言っておきます。
キュゥベエはこの話の黒幕です。人類の敵です。
何がどう害悪なのか、、、まず彼の正体を説明しなければなりません、、、
キュゥベエの正体
キュゥベエの正体は、
人類よりはるかに文明が発達した地球外生命体
であり、キュウベエの体そのものは、
人類に干渉するインターフェース
アバターみたいなものです。
地球外生命体の彼ら(キュゥベエの種族と呼ぶ)は、宇宙全体の存亡に関心があり、
宇宙を存続させるためのエネルギーにあたるエントロピーを得るために、
魔法少女が魔女になる時にでるエネルギーが膨大だと言うことに気付きました。
※ちなみに魔女というのは、魔法少女が戦う敵であり、人を襲い、56してしまう危険な存在です。
その正体である魔法少女が、心臓に当たるソウルジェムが黒くにごりきってしまうと魔女になります。
ただその魔法少女になれるのが、感情を持ち合わせている知的生命体である人類だけ、
更にその中の女子中学生あたりだけと知り、魔法と見間違うような高度な技術によって、
「1つ願いを何でも叶える」ことを条件に、少女を魔法少女にしてました。
また類人猿だった人類の進化を助けると共に、魔法少女を使ってエントロピーを回収していました。
キュゥベエの種族には感情というものが存在しません。
そんなキュゥベエは複数体おり、地球に潜伏し、世界各地で少女をそそのかし、魔法少女にさせ、
最終的には魔女にして、エントロピーを回収してます。
そして、その魔女を新たな魔法少女に倒させてエントロピーを回収するという無限機関、、、
やってることエグいですよね。
だから人類の敵と表現させて頂きました。
そんなキュゥベエがやばいサイコパスポイントをストーリーの話しに沿って紹介していきます。
キュゥベエ仕事の流儀〜巴マミ編〜
まず、キュゥベエと巴マミの出会いですが、巴マミの回想で知ることが出来るんですが、なんと
巴マミが交通事故にあい、今にも死にそうな場面でキュゥベエがやって来ます。
最初からクライマックス。
悪魔的ですよね。生きるか死ぬかの場面で、キュゥベエは言うわけです
「ボクと契約して魔法少女になってよ!そしたら1つ願いを叶えてあげる!」
自力では助からない場面、、、こんなの契約せざる得ないじゃん、、、
そうして巴マミは、契約して一命を取り留めるのですが、、、
この有無を言わせず契約をせまる悪魔。”白い悪魔”といわれても過言じゃありません。
キュゥベエ仕事の流儀〜美樹さやか編〜
鹿目まどかには友達がいます。青髪で活発な性格の「美樹さやか」
もちろん、キュゥベエからしたら魔法少女にする対象です。
美樹さやかには幼馴染の男の子がいるのですが、事故で腕を負傷して、得意のバイオリンが弾けなくなってしまいます。
リハビリをするのですが、医者曰く治る見込みがないとのこと、、、
そんな男の子もとにお見舞いをするさやかですが、ある時、まどかと一緒にお見舞いに向かう所、その病院で魔女が孵化する寸前のグリーフシードを見つけてしまいます。
魔法少女である巴マミに助けに呼びに行こうとするが、孵化したらどこに行くかわからなくなるとのことで、さやかが一人で残ることに。
キュゥベエはとっさにこういいます。
「ボクはさやかと残るよ。ボクだったらある程度離れていても、マミとテレパシーで会話できるし」
確かにその言葉に偽りは無いでしょう。しかし私はこう思うのです。
「ワンチャンマミが間に合わずに魔女が孵化したら、さやかの幼馴染がいるこの病院を尻目にさやかは逃げるかな?逃げないよね?じゃあ魔法少女にするチャンスじゃん!!」
だから残ったのではないのかと。
魔法少女セールスに余念がないキュゥベエ。もしかしたら凄いやり手のセールスマンなのかもしれません。
キュゥベエ仕事の流儀〜美樹さやか編2〜
なんやかんや、マミが間に合い、魔女と戦うもまさかの敗北で命をおとしてしまうマミ。
衝撃的な死に方にショックを受ける、まどかとさやか。
絶体絶命のピンチ!されどキュゥベエには絶好のチャンス!!
「まどか!さやか!急いで願いを言うんだ!そして魔法少女に、、、」
そこにさっそうと現れる暁美ほむら。軽く魔女を倒してしまい、ピンチが過ぎ去ってしまいます。
キュウベエの営業チャンスも過ぎ去ってしまいました。
実はまどか、マミと魔法少女になって一緒に戦うと約束していたんですが、
凄惨な死に方をしたマミを見て、魔法少女になるのに尻込みしてしまします。
そんな姿を見てキュゥベエはこういいます。
「じゃあ仕方ないね。ボクは魔法少女になってくれる子を探しに行くよ。」
そう、あえて距離をおいて突き放したのです。
こーの駆け引き上手!!
恋と営業は一緒だとよくいいますが、この憎い手法で一旦クールダウンさせるのが狙いだな?
そうしてキュゥベエがいなくなり、もう魔女と戦わずに済むと思いきや、、、
さやかが幼馴染の所にお見舞いに行くと、酷くひねくれている様子。
どうやらもうバイオリンが弾けないことを知り、自暴自棄になっていて、さやかにも強く当たり、こう言います。
「医者が言ってた、奇跡が起きないと腕が治ることはないって!でも奇跡なんてあるわけないだろ!!」
さやかは決心した顔で言います。
「奇跡も魔法もあるんだよ。」
と、
そして窓際のカーテンにはキュゥベエのシルエットが。
さすがキュゥベエ先輩。こんな商談チャンス、俺だったら見逃してるね。
距離を置いといたくせに、しっかりと観察は続けるあたり凄腕です。
きっと頼ってくるのがわかってたんでしょうね。
そうしてさやかは、幼馴染の腕と引き換えに魔法少女になってしまうのでした、、、
キュゥベエ「え?言われて無い?そちらが聞いてこなかっただけですよね?」
キュゥベエの特徴として、
嘘はつかないけど、本当のことも言わない
があります。
感情がない生命体の割には、嘘はつかないんですよね。
曲がりなりにも人類とはフェアな関係でいようとします。
ただ、魔法少女は魔法少女になった瞬間にソウルジェムなるものを渡されます。
キュゥベエからは「大事なものだから持っておいてね」とだけ言われます。
これ何なのかというと、
人の魂が変わったもの
であり、これがなくなると体が動かなくなります。
言い換えれば魔法少女になった時点で、体がどれだけ傷ついても、魔力によって回復できる
ゾンビな体にされてしまっています。
年頃の女の子。もちろん気にします。
そのことで追求されるとキュゥベエは
「聞かれなかったからね。」
と素知らぬフリ。何だったら
「人間が魂のありかに拘る理由がわからない。体が治るなんて便利じゃないか」
とお気持ち表明。
嘘は付きませんが、本当のことも言わずに契約させる、、、
悪徳セールスマンの一面も持っています。
キュゥベエ「ハァ、、、じゃあキミたちは家畜に同情するのかい?」
話は進み、魔法少女が魔女になってしまうことを知ったまどかに
「騙していたのね。みんなあなたのせいで死んだようなものなのに」
というと、
「君は家畜に対して引け目を感じたりするかい?」
といい放ちます。
おっと本性を表しましたね^^
キュゥベエ達にとって人類は家畜同様だと言い放つのでした。また、
「僕たちは君たちに対してずっと譲歩しているよ。曲がりなりにも知的生命体と認めた上で交渉しているんだからね」
と上から目線。
感情がない割には、人に刺さる言葉を使いやがる。
また暁美ほむらが実はタイムリープが出来る能力を持っているのですが、
とある世界線では、まどかが魔女になってしまい。膨大なエントロピーを回収したのちに
「まぁ、後は人類の問題だ」
と完全に他人事発言もしています。
宇宙全体で考えたら、人類なんてどうでもいいのでしょう。
ただこれはあまりにも理不尽な選択だと言わざる負えません。
まどかの選択
このアニメの面白い所の一つに、
主人公である、まどかが魔法少女になるのはなんと、最終話なんです。
(別の世界線は除く)
まどかは、「ワルプルギスの夜」という最強の魔女と戦う決心をし、遂に魔法少女になるのですが、
その代償に叶える願いが全てを覆してしまいます。
まどかが願った願いとは、、、
それはぜひアニメで確認して下さい!!
ちなみに、うろたえるキュゥベエの姿が見れる貴重なシーンでもあります笑
最後に
どうでしたでしょうか?
近年稀に見るアニメ界の金字塔、「魔法少女まどかマギカ」の
マスコットにして黒幕。
いたいけな少女を騙し、その生命を代償にエネルギーを搾り取る鬼畜生。
ただ、彼らから感じられるのは悪意ではなく、究極の合理性なんですよね。
また彼らが人類を家畜扱いする一方で、人類が家畜を家畜扱いしている現実を
まざまざと向き合わせられてしまいました。
正論厨でもあるみたいです笑
ぜひ、キュウベエの事が気になったらアニメを見てみて下さい!
それでは!
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