みなさんこんにちは!
今回は、漫画、アニメともに大人気な
メイドインアビス
より、
ボンドルド
について紹介します!!
このキャラは一言で例えると、
アビスの魅力に飲み込まれた、愛と探究心が入り交じる狂気のマッドサイエンティスト。
です!
ぜひ最後までお付き合い下さい!
※本記事はネタバレを含みます!ご了承下さい!
・このキャラのサイコパスチャートはこちら!
残虐性★★★★★
芸術◯人ではないが、あまりにもやっている実験が非人道的なので★5
カリスマ性(魅力)★★★★☆
生きる伝説である「白笛」の一人であり、探窟隊「祈手」のリーダーを務めるだけあって、カリスマ性はあると思う。
ただ、憧れより畏怖の念が強いとは思う。
芸術性☆☆☆☆☆
そういう趣向は無い。
人心掌握★★★☆☆
白笛という地位もあり、実験対象の子供たちからは何の疑いもない。
また、子供たちにも愛情を注ぎ、名前や夢を一人欠かさず覚えている。
これがヒトを操るためだったら納得だが、本心で愛して、非道な実験してた可能性もある。
人当たり★★★★★
丁寧な口調で紳士的。攻撃的でなく白笛であっても傲慢じゃない。
表向きはとてもいい人に見える。表向きは。
あらすじ
南海の孤島に発見された大穴「アビス」。その謎に魅せられた“探窟家”が続々とアビスに挑むように。しかし、その全貌は明らかにされておらず、七層以上の深部には、「アビスの呪い」と呼ばれる負荷現象による確実な死が待ち受けており、今だ帰還者はいない。
アビスの淵にある街オースに住む少女リコは、探窟家として駆けだしの「赤笛」として修業中の身。かつてアビス深部に消えた母親ライザの消息を追うことが目標だ。そんなある日、リコは機械の体を持つ少年レグと出会う。しかし彼は記憶を完全に失っていた……。
リコは母親を探すため、レグは自分が何者かを知るため、生きては帰れないといわれるアビスの深層に挑む物語。
ボンドルドについて
探窟家において最上位の探窟家に送られる「白笛」の一人
二つ名は
「黎明卿」「新しきボンドルド」
深界5層「なきがらの海」にある「前線基地(イドフロント)」を拠点に活動している。
全身漆黒に染まったパワードスーツを着込み、素肌は見えない。顔もマスクをしており素顔はわからない。
彼の探窟隊の名前は「祈手(アンブラハンズ)」
ボンドルドと同様に仮面とパワードスーツを身につけている。
口調はとても紳士的であり、どんな暴言を吐かれてもその姿勢は崩れない。
本人曰く「博愛主義」であり、争いを好まない傾向にある。
また、ボンドルドはアビスの探求以外興味がなく、他者からの評価も気にしないし、研究施設が破壊されようが怒ることもない。
が、白笛マニアのハボルク曰く、
「得体のしれない何かが仮面を被ってヒトの真似事をしている。」
ボンドルドと同じ白笛のオーゼンからは
「筋金入りのろくでなし」
ボンドルドの実験対象で元部下に当たるナナチからは
「ゲス外道」
と言われる始末。
なぜこんなに疎まれているのか?
次はボンドルドが行ってきた”偉業”について解説していきます。
子供達にフリーフォールに乗せる
皆さんはフリーフォールをご存知でしょうか?
そう、遊園地にある、乗ると座席が浮いて凄い高さに上昇しては、急に落下したりを繰り返す遊具であす。
ここでおさらいですが、アビスには上昇負荷という概念が存在し、深界5層からの上昇負荷は子供には耐えきれません。
そこでボンドルドは「この上昇負荷をなんとかできないか?」を考えて、あれこれ考えた結果、、、
子供たちを地上から連れてきて、ロクに説明もせず深界5層でのフリーフォールを敢行する
のでした。
もちろん大多数の子供は4亡してしまい。部下からも
「負荷的に二度と戻れない子供たちは、、、その人道的に、、、」
と言われますが。
「ああ、、、なら心配ありませんよ。」
というボンドルド。良かった。やっぱり対策しているのか、、、と思いきや、
「あれらは人間として運用をしておりませんので」
と言ってのけます。
これは筋金入りのろくでなし
カートリッジ
ボンドルドの偉業の一つに、
上昇負荷の克服
があります。
なんとこのボンドルド、子供たちを使った実験からしっかり成果を出していました。
これで子供たちの犠牲も無くなりますね♪
そしてその上昇負荷を克服する方法が、
カートリッジ
なるものを体に装着して、上昇負荷を肩代わりさせます。
え?本来生身の体が受けるべき上昇負荷を肩代わりするこの「カートリッジ」って何なの?
そう思いましたよね、、、
そうこのカートリッジの原料はなんと、、、
子供たち
なのです。
ボンドルドは上昇負荷を克服するために、
子供たちから不要な手足、臓器を取り除き、
かろうじて生きていられるものを残して子供たちを箱詰めし
それに上昇負荷を肩代わりさせる、
正気の沙汰じゃできない所業
をやってのけます。
ってか子供たちが犠牲になってるやないかい
こう思うとボンドルドは本当に、アビスの探求以外について興味がなく、
倫理観がバグっているといって過言じゃないでしょう。
少し余談ですが、ボンドルドは犠牲になった子供たちのことを一人ずつ覚えており
カートリッジに成り果て、使い果たした後に
「ありがとう〇〇」
と名前を呼び、その子の将来の夢を語ります。
子供たち一人ひとりをしっかり覚えているボンドルド
もしかしたらボンドルドなりに子供たちを一人ひとり愛していたのではないでしょうか。
ただアビスへの止められない狂気が彼をこの凶行に駆り立てたのでしょう。
精神隷属器〜ゾアホリック〜
非道な実験を繰り返すボンドルドですが、
その対象は自身にも向けられます。
というのも、ボンドルドはアビスの遺物と呼ばれるオーバーテクノロジーを使って、
自身の複製
を行ってます。
その遺物は精神隷属器(ゾアホリック)と呼ばれ、
他者の精神に自分の意識を植え付け、
事実上、自身を複製することが出来ます。
そう、実は先に述べた、彼の探窟隊「祈手」は
彼の複製体の集合体なのです。
なので、ボンドルドは作中、何回も4ぬのですが、何度でも蘇ります。
しかも、彼のオリジナルの肉体は、人間を原料に作られる白笛になっており、
本来の肉体を捨ててまでもアビスに挑むといった彼の狂気が現れてます。
パパ棒のことかぁ!!
ボンドルドの正気じゃない事象は他にもあります。
ボンドルドには、血の繋がった娘
「プルシュカ」
がいるのですが、
そのプルシュカと、主人公であるリコが話しているシーンで、
リコがレグのちん◯んについて熱弁するシーンがあります。
そうすると世間を知らないプルシュカが
プルシュカ「ちん◯んってなぁに?」
と聞くとリコが絵を書きながら
リコ「普段はこんな形なのに、おっぱ◯を見たり、ナナチ(仲間)をさわったりすると、こうなる、、、」
と続けると、プルシュカが閃いたように、
プルシュカ「パパ棒のことか!!」
と言います。
ん?待てよ?
普段のちん◯んの形じゃ理解できなかったのに、なんで形状変化して理解できたんだ?
まさかボンドルド、お前プルシュカの前で、、、
アビスの狂気が彼を狂わせたのかもしれません(スットボケー)
ボンドルドの最後
ボンドルドは最終的に、リコ、レグ、ナナチを相手取って戦いになります。
リコの隙をついた火葬砲(レグの腕から放たれる破壊光線みたいなもの)によって、
下半身が吹き飛ばされ再起不能に陥り、そこで4ぬのかと思いきや、、、
レグが気絶し目が覚めると、深界6層に潜る準備を進める仲間たち、
そしてその姿を見守っているボンドルドと祈手。
そう、ボンドルドは始末されませんでした。
レグが気絶している間に、
リコとナナチは何らかの取引をしたのだと思います。
そうして深界6層に潜る3人を見送るボンドルドで幕は下がるのですが、
私は凄い引っかかりました。
ボンドルドが生きていれば、
子供たちをつかった実験も、カートリッジ作成も、またさらなる非道な実験
を行うかもしれないのに、どうして生かしたのだろう?
ましてはナナチにおいてボンドルドは、
親友のミーティを化け物にされた張本人で仇でもあるのに。
きっとそこにはリコとナナチの究極の打算、
ボンドルドが今後人類にもたらす偉業
を見据えて、悪行に目をつむり彼を生かし、精神隷属器も破壊しない選択を取ったのだと思います。
うーん、闇が深い。
最後に
どうでしたでしょうか?
今回は黎明卿、新しきボンドルドについて紹介させて頂きました。
私、個人としては、漫画を先に読んでいたのですが、
カートリッジの登場が衝撃的すぎて
すぐにボンドルドのことが好きになりました。
私はハボルグがいっていた
「得体のしれない何かがヒトの真似事をしている」
がとても的を得ていると思っていて。
その非人道的な実験をしてる様は、
人外の存在が人間を実験してる様
に見えました。
紳士的で、博愛主義な、マッドサイエンティスト
そんなボンドルドの魅力が皆様に伝われば嬉しいです。
ではでは!
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