皆さん、こんにちは!
今回はアニメ、漫画で人気作の
PSYCHO-PASS
より、
槙島聖護
について紹介します!
彼を一言で例えるなら
人間を愛し、人の命の輝きを信じるロマンチスト
です!
ぜひ最後までお付き合い下さい^^
※本記事はネタバレを含みます!ご了承下さい!
・このキャラのサイコパスチャートはこちら!
残虐性★★★☆☆ | 56しを悪と思っていない。ただ積極的に56したりもしない。 |
カリスマ性(魅力)★★★★★ | シビュラシステムに統制された人間たちの中で、抑圧された人々の助けを行う。いわば煽動家であり、リーダー。 |
芸術性★★★★☆ | 56し自体に芸術性は無いが、思想に一貫した芸術性あり。 |
人心掌握★★★★★ | 悪人たちの欲望を理解しつつ、その心を掌握している。 |
人当たり★★★☆☆ | 容姿がとてもよく、とても知性的に話す。しかし言動は著者の名言などの引用を多用しており、少し変人チックである。 |
PSYCHO-PASSのあらすじ
舞台は遠くない未来の日本。
社会では、人間の心理状態を数値化して管理するネットワーク「シビュラシステム」によって、犯罪者予備軍の人間を未然に取締まり犯罪を防いでいる。
犯罪発生率が極端に低くなり平和になったが同時に、人間の心理状態を測る”犯罪係数”が高い人間は、捕まるか、仕事に就けないといった社会問題を抱えている。
そんな社会の中、発生する犯罪と向き合う刑事たちが“本当の正義”とは何か?
社会の在り方とは何か?
葛藤しながら、闘う姿を描いている。
槙島聖護について
180cm 65kg O型
数々の事件の裏で暗躍する青年。
年齢や過去、経歴等のデータは全てにおいて謎に包まれており、
執行官の狡噛慎也いわく
「シビュラシステムの誕生以降、最悪の犯罪者」
と言われる。
容姿は、襟足が長い銀髪に金色の眼を持ち、まるで”白い天使”のような美青年である。
しかしその容姿とは裏腹に、性格はとても冷淡であり、人を56す事にためらいがない、
悪魔のような性格
である。
また槇島は200万人のうち1人しか発生しない、
免罪体質
を持っており、どんな思想や悪意を抱いてもシビュラシステムに引っかからない体質である。
見た目は天使、中身は悪魔な槙島聖護。
次はそんな彼の性格について追求していきます!
犯罪プランナー槇島
槇島はPSYCHO-PASSの世界において、あらゆる事件に関与しています。
時には、ネットアカウントの乗っ取り◯人事件
時には、父親の意思を継いだ女子高生による芸術◯人事件
時には、人間を相手取った”狩り”という名の◯人ショー
などなど、、、
主に、相手のやりたいことをサポートする仕事をしており、
それに必要な道具や資金、もしくはノウハウを援助します。
余談ですが、芸術◯人にいそしんでいた女子高生には、
犯罪を起こすうえで思慮が足りないこと
実際に刑事に尻尾を掴まれる
以上の2点を踏まえて、見切りをつけ、
変態金持ちによる”狩り”というなの◯人ショーの獲物として利用しました。
そういった冷淡な一面も持ち合わせています。
話を戻しまして、いずれの事件も担当した、主人公の監察官である朱や、執行官である狡噛慎也に
あらゆる事件で暗躍している人物がいる
と見抜かれるまで、その存在は誰にもバレておらず、
とても用意周到で頭が切れる人物
であることがわかりました。
簡単に尻尾を掴ませない槇島。
なぜ槇島はこのように犯罪の手助けをしたのでしょうか?
次に彼の動機について紹介していきます!
いのちの輝きくん(PSYCHO-PASS産)
あらゆる犯罪の手助けをしていた槇島。
そんな彼の動機には、
人の心の奥底にある願望、命の輝きが見たい
という願望があります。
というのも、あらすじで説明したように、PSYCHO-PASSの世界では、
シビュラシステムが絶対の権力を握っており、
何が悪で何が悪じゃないか
を決めるのはシビュラシステムだけとなっています。
そんな状況を槇島は疑問視しており、
シビュラシステムによって統制された世界で、いいなりに生きてる人類に価値があるのか?
と考えています。
なので、その抑制された社会に置いてもまだ、己の欲望で犯罪に走る人達に
命の輝きを見出し、その手助けをしているという訳です。
絶対的なシステムに抑圧された人間に価値はあるのか?
思想家であり、そのシステムに反抗するあたりは煽動家でもありますね!
槇島流、人の壊し方。
次に私が感動した、
槇島による人の壊し方
について説明します。
槇島は狡噛慎也と朱に追われる場面で、逃げるために事前に用意していた
朱の友人”ゆき”を人質にしてました。
結果、狡噛慎也を撒き、朱に追い詰められる場面で
槇島はゆきを人質に、朱にこう問いかけます。
俺は免罪体質だからドミネーターじゃ止められない。
俺を止めたけれその実銃で撃ってみろ。
さもなくばこいつを56す。
ここで補足なのですが、PSYCHO-PASSの世界では実銃が規制され、
警察側もドミネーターと呼ばれる、
シビュラシステムが犯罪者として判定した相手しか撃てない銃
しか携帯していません。
なのでシビュラシステムに引っかからない免罪体質の槇島を止めるには
実銃で止めるしかないわけです。
ただし、シビュラシステムが絶対の世の中で生きてきた朱は
頭ではわかっていても、実銃で槇島を56すことが出来ませんでした。
それに落胆した槇島は
己の無力さを後悔し絶望するがいい
と言い残し、
ゆきの喉を剃刀で裂いて56してしまいます。
ここで私が注目したいのは、
56しを実行したのは槇島だが、56しの選択を取らせたのは朱
という
心理に持っていった槇島の手腕
です。
こうすることで、槇島は巧みに
私がゆきを56した
と思わせ、朱を追い詰めます。
とんでもない責任転嫁。俺じゃなきゃ見逃しちゃうね。
この槇島のエグすぎる人の壊し方に筆者は脱帽しました。
余談ですが、私はこのシーンを見た時に、
ダークナイトのジョーカーが
一般市民を乗せた船と犯罪者を乗せた船に爆弾を仕掛け
どっちの船にも互いの爆弾の起爆装置を渡し、
「先にボタンを押したほうが生き残れる」
といい、どういう行動を取るかの実験を行っていたのを思い出しました。
どうなったのかは、ダークナイトを見ていただきたいのですが。
ジョーカーも槇島も
人がどういった行動にでるのか興味がある
といった共通点があるんですね。
槇島の人の壊し方には芸術性とサイコ性の両面が見られましたね!
次に槇島の新しい一面と、槇島の最後について紹介します!
ロマンチスト♡槇島
人の命の輝きが見たい為に
犯罪者の手助けを行い
朱の友人を56し、朱を徹底的に追い込んだ
犯罪まみれの槇島聖護。
白い天使のような見た目の真逆をいってますね
そんな槇島ですが、意外な一面を持っていました。
槇島はシビュラシステムを破壊するテロを敢行しますが失敗し、
仲間も失い一人きりに。最後の犯行として、
日本の穀物を狙ったバイオテロを起こそうとします。
そこに単独行動をする狡噛慎也と、朱たち刑事たちも来るのですが、
朱たちは槇島の犯行を止め、朱は単独で逃げる槇島を追いますが
逃げるトラクターが横転してしまい、朱は倒れてしまいます。
槇島は朱の頭を踏みつけ、銃口を向けながらこう言います。
いい加減僕たちを侮辱するのはやめて欲しい
どういうことか説明すると、
槇島は、自身を追い詰めてくる狡噛慎也に親しみを覚えていました。
皮肉な事に、誰よりも槇島を追い詰めた狡噛は、槇島の行動の一番の理解者となり。
狡噛なら僕のことをわかってくれる
といった期待を持っていたのではないかと思います。
逆に朱に対しては、友人のゆきの時にすでに興味がなくなっていたので、邪魔者でしかありません。
なので、追いかけてくるのは狡噛慎也であって欲しかったのです。
ここで槇島は引き金を引くも、弾は不発。
「そうか君は、、、」
と言い残し、朱を置いて槇島は更に逃げます。その中で槇島は
もう誰も必要としない、どんな才能もスペアがみつかる。
そんな世界に飽きていた。
でもどうしてかな?
僕が君以外の誰かに56される光景はどうしても思い浮かばないんだ。
と心のなかで思います。
もうラブレターですよね?これ。
めっっちゃ狡噛慎也のこと思ってますやん。好きの気持ち高まってますやん。
夕日が山際に沈んだ所で、狡噛慎也に追いつかれ、槇島は
なぁどうなんだ狡噛。君はこの後、僕の代わりを見つけられるのか?
と言います。それに対して狡噛はこう言います
いいや、二度とごめんだね
(銃バーン)
つれねぇー!!!槇島、音速で失恋してますやん!!
なんか狡噛の対応にこのシーンは切なくなりました。
失恋銃◯エンドを辿ってしまった槇島聖護。
しかし、最後は想い人である狡噛慎也に56されて
ある意味ハッピーエンドなのではないかと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか?
槙島聖護は、
サイコパスであり
人の輝きを愛し
犯罪を扇動する
ロマンチスト
といった多面性を感じるサイコパスでしたね!
新しいタイプのサイコパスを紹介できたと思います^^
ではまた別の記事で会いましょう!
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